初顔合わせであるお見合いは、相手を観察しなければならない使命感と自分も見られている緊張感で結構なエネルギーを消耗します。
そして生真面目な人ほど、目の前のお相手を厳しい目で判断してしまう傾向があります。
結果的に仮交際まで進展しないため「いい人が全然いない…」となってしまうのです。
しかし、お見合いの段階で相手をどこまで見極めるべきかを理解していれば、出会いを無駄にすることがありません。
今回はこれからお見合いに臨もうとする方、また現在仮交際に進まなくて悩んでいる方のために「お見合いで判断すべきシンプルなポイント」について解説いたします！
お見合いで判断すべきことは「不快でないか」
結婚相談所での婚活は、
お見合い→仮交際→真剣交際→成婚
という流れで進みます。
仮交際はその名の通りあくまで「仮」なので、同時に複数の候補との交際が可能。
いわば「この先、どの人と真剣交際するかを見極める期間」です。
ですので仮交際の段階でじっくり相手を見ていけばいいのです。
にもかかわらず、お見合いの時点で厳しい選考をしている方が多いのです。
お見合いで見るべき部分は、
・生理的に受け付けられない相手でないか
・不快な感じを受けないか
に留めること。
お見合いは相手を厳しい審査でふるい落とす場ではありません。
審査はその次の仮交際の段階でじっくり行えばいいのです。
仮交際を断ってしまう代表的な理由
遅刻された
「お見合いに遅刻してきたから」との理由だけで問答無用で交際NGにしてしまうのは早すぎます。
ここでは以下のポイントから判断しましょう。
・交通事情や仕事などで、やむを得ない事情があった
・何らかの形で事前連絡があった
・到着後にしっかり謝ってくれた
もしこれらに当てはまるようなら、その遅刻は大目に見てあげるべきです。
本当に時間にルーズな人かどうかは仮交際を進めていくうちに必ずわかります。
外見・服装が好みでなかった
要するに「見た目」だけの問題で交際NGにする人は多いものです。
最近は男性アイドルに見慣れた若い女性が、現実世界の男性には目もくれないとか。
アイドルばりに整ったルックスを持つ男性しか求めない現象があるようです。
これでは婚期を逃してしまうでしょう。
女性はヘアメイクで印象が変わりますし、男性もヘアスタイルや服装で雰囲気が違ってきます。
そして何よりも、容姿はそのうち見慣れてくるものです。
服装は簡単に着せ替えできますから、デートで洋服を選んであげる時間を楽しんでみましょう。
会話が弾まなかった
お見合いで会話が弾まず楽しくなければ、確かにその後の交際はイメージしにくいでしょう。
「この人とは合わない」と判断しがちです。
しかし世の中、滑らかなトークが身についている人がいれば、人見知りする人や無口な人もいるわけです。
結婚を前提に二人きりでお茶するのですから、緊張するのは当たり前。
お見合い中の会話がスムーズでなかったとしても、仮交際を進めていくうちに打ち解けていくかもしれません。
ですので、テンポの悪い会話を理由に仮交際を断ってしまうのは早すぎると言えます。
お茶代が割り勘だった
お見合いのお茶代や食事代を割り勘にされたことで交際を断ってしまうのも残念です。
それだけで「ケチな人」「私に興味がない証拠」と決めつけてしまうのですが、そうではないかもしれません。
男性側としては、
・割り勘にすることで、この時の女性の態度を見る狙いがある
・まだ交際するかもわからない段階では割り勘と割り切っているだけ
などの考えがあるかもしれないからです。
また結婚相談所によっては、お見合いのお茶代や食事代は男女双方で負担としているところもあります。
ですので初回のお会計の場だけで判断しようとせず、仮交際の期間で見極めていくようにしましょう。
仮交際へ進むべき相手の特徴とは？
希望する条件が一部でも一致している人
あなたが希望する条件すべてに一致する人とは、そう簡単に巡り会えるものではありません。
一部でも当てはまる人がいたらラッキーだと思いましょう。
もしそのような人と出会えたら、お見合いでの印象がよほど悪くない限りぜひ交際してみましょう。
見た目が好みでない人
結婚で大切なのは容姿ではなく性格や相性です。
「生理的にムリ」というわけでなければ、交際していくうちに好きになっていく可能性は十分にあります。
見た目は徐々に変えていけるものですし、見慣れていくものです。
容姿のみで判断していると時間だけが無駄に流れる婚活になってしまうでしょう。
一緒にいて疲れない人
もし会話が弾まなかったとしても、一緒にいて疲れない人や落ち着きを感じられる人とはぜひ交際してみましょう。
結婚後の長い夫婦生活で最も大切なポイントは「空気感が合うかどうか」です。
しかしその空気感が合う異性とは、なかなか巡り会えるものではありません。
会話が盛り上がらなかったとしても居心地の良さを感じられる相手なら、手放してはいけません。
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交際をお断りすべき相手の特徴とは？
横柄な人
結婚するかもしれない初対面の相手に対して横柄な態度を取る人など、スペックがどれほど高くても論外です。
上から意見を被せてくるような人や、自慢話ばかりを繰り広げる人も同様です。
このような人と一緒にいても自分が疲れてしまうだけ。
その先も対等な関係を築けないでしょう。
見た目がタイプでも高収入な人でも、交際は避けるべきです。
目を合わせようとしない人
目を合わせない、目を見て話せない人は単に緊張しているだけという場合もあるかもしれません。
しかしコミュニケーション能力に問題がある可能性も否めません。
わざわざパートナー候補に選ぶ必要はないでしょう。
あなたの話を聞かない人
お見合いで自分の話ばかりを繰り広げ、あなたの話に耳を傾けない人も交際に向きません。
このような人は自己中心的な性格です。
交際したとしてもあなたが振り回される可能性が高いでしょう。
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最後に
お見合いに現れた人が
「生理的に受け付けられない人」
「不快で嫌な相手」
でない限り、まずは仮交際に進んでみるべきです。
交際していくうちに相手の魅力に気づいていけるものです。
逆に「交際が進んでも違和感を払拭できない」「距離が縮まらない」と実感したら、その相手とはご縁がなかったと自分で納得できるはずです。
人は皆、それぞれに違う個性を持っています。
お見合いの約1時間でそのすべてを理解するのは不可能なこと。
小さなご縁の芽を丁寧に大切に育むような気持ちで婚活しましょうね。
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