初詣はどこへ?婚活中は縁結びの神様に結婚成就祈願しよう!神社とお寺の正しい参拝方法を解説

あなたは初詣に行かれましたか?

年明けは独特の神聖な空気に包まれています。

婚活を頑張っている人も、良い出会いを漠然と願っている人も、ぜひ縁結びの神様を訪れ結婚を祈願いたしましょう。

初詣は小正月の1月15日までに終えるのが望ましいとされますが(諸説あり)、2月3日まで歳神様がおられるという説もあります。

あなたの婚活の願いをしっかり叶えるために「神社とお寺それぞれの正しい参拝方法」について解説いたします!

東京の伊勢神宮・阿佐ヶ谷神明宮

私は先日、東京都杉並区阿佐ヶ谷に鎮座する阿佐ヶ谷神明宮へ初詣に伺いました。

天照大神をご祭神とする都内最大級の神社です。

拝殿の中に建つ鳥居は、式年遷宮を迎えた伊勢神宮から届いたそうです。

伊勢神宮からお招きした神様は天照大神だけでなく月読命と須佐之男命もお祀りされています。

写真左から須佐之男命、天照大神、月読命が祀られています。鳥居は伊勢神宮より。

三貴神が一緒に祀られているのは珍しいそうです。

境内には親であり国産みの神様である伊弉諾命、伊奘冉命のほか猿田彦神など祀られており、毎回訪れる度に凛とした清々しい神気を感じます。

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正しい参拝方法【神社編】

さてこちらからは、参拝方法について解説します。

鳥居から手水舎まで

神社では鳥居を境に、境内は神域とされています。

鳥居をくぐる前に必ず一礼して入りましょう。

参道の中央は神様がお通りになると考えられているため、我々は端を歩きます。

手水舎では一礼を捧げてから手と口を清めます。柄杓を用い左手、右手、口の順で清めますが、昨今はコロナを鑑み柄杓は見かけられなくなりました。

拝殿から鳥居まで

手前に神門があれば一礼してくぐり、拝殿に着いたらお賽銭を入れ、鈴や鐘があれば神様がこちらに注意を引いて下さるよう鳴らします。

神社では明治時代から始まった二拝二拍手一拝が一般的ですが、神社により作法に違いがあるようです。

まず神様への敬意を込めて深いお辞儀を二回、次に胸の前で拍手を二回します。

この時、右手を手前に少しずらすことをお忘れなく。右手は人を表し、神様より一歩下がって讃える気持ちを表現するためです。

次に住所と名前を伝え、感謝とお願いごとを述べてみましょう。

最後にお礼の気持ちを込めて一礼してから拝殿を離れます。

鳥居を出たら、ここでも一礼して神社を後にしましょう。

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正しい参拝方法【お寺編】

合掌の意味

合掌とは、胸の前で手を合わせる作法のことです。仏教発祥の地であるインドから伝わった礼拝方法のひとつです。

右手は仏様を、左手は生き物全てを表す衆生とされ、両手を合わせることで両者がひとつになり成仏してほしいという気持ちを表します。

また合掌は相手に対する尊敬の気持ちも表します。

インドなどの仏教国では、相手とすれ違う際などにも敬意を表す意味を込めて合掌で挨拶をします。

日本では食事の前後に感謝の意を込め手を合わせたり、謝罪の気持ちを表す際などにも用いられますね。

また手紙に記された合掌という文字も、相手に敬意を込めた表れです。

山門から手水舎まで

お寺の入り口には山門があり、俗世との境を表します。

ここで音を立てないように合掌をし、一礼してから山門をくぐります。この時山門の敷居を踏まないようにまたぎます。

さらに細かく言えば、女性は右足から、男性は左足から入るように意識してみましょう。

手水舎で清める作法は神社と同じです。

お寺に常香炉があれば是非お線香を供えましょう。

火は手で風を送って消します。くれぐれも息で吹き消さないように。

お線香の煙を受けて心身を清めましょう。

本堂から山門まで

本堂へ着いたらお賽銭を入れます。投げ入れずに優しくそっと納めましょう。

合掌し一礼したら、感謝とお願いごとを念じます。終わったら一礼して本堂を離れます。

焼香台があれば、お焼香も済ませましょう。その回数は宗派により異なりますので、不明な場合は1回または2回で構いません。

山門でも一礼してお寺を後にしましょう。

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神社やお寺を参拝する時の注意点

訪れる時間

特に神社では午前中のうちに参拝するのが良しとされています。

朝は清々しい空気に包まれていて穢れがないから、朝しか神様はいないから、陰陽道の考えなど諸説あります。

しかし時間帯は気にしなくていいようです。

鎌倉時代初期に順徳天皇が書かれた「禁秘抄」という古来の儀式・礼法の典型的方式を解説した有職故実の書があります。

そこに宮中では神事を先にし、その他のことは後にする、という記述があるそうです。

それほど神事を優先し大切にするということですね。私たちでもその気持ちは同じはずです。

大切なことは先ず一番に行おう、という考えが自然なのですね。

服装について

神様仏様は我々を観ておられます。

お礼をしたりお願いごとをするのに、歩きやすいからとデニムや短パン、サンダル履きでは敬意を十分に表していません。

神聖な域に入るのですから、清潔感を意識し無礼にならないように身なりを整えて出かけましょう。

それがスイッチとなり、ご自身の心構えの切り替わりにも役立つはずです。

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最後に

縁結びで有名といえば出雲大社や東京大神宮、箱根神社など全国に多くの神社がありますね。

旅行気分で訪れるのも一興ですが、ご自分の住まいの産土神もあなたの幸せを見守ってくれています。

初詣にまだ行かれていない人は、文字通り節を分ける節分までに参拝すると良いでしょう。

ところで私は数年前まで、東京大神宮へ歩いて行ける距離に住んでいました。

そして初夏の頃、頑張って早起きして朝6時にお参りに伺ったことが何度かありました。

静まり返った境内に時折吹く風が、なんと心地よく清々しかったことでしょう!

今でも神々しい光、景色とともにそれが思い出されます。

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